3.3.1 山留めの設置
(1) 山留めは、労働安全衛生法、建築基準法、建設工事公衆災害防止対策要綱 (建築工事編) その他関係法令等に基づき、安全に設置する。
(2) 山留めは、地盤の過大な変形や崩壊を防止できるものとし、地盤調査報告書、工事現場の土質状況等を総合的に判断し、適切な構造計算を行い、所定の耐力を有するものとする。
3.3.2 山留めの管理
山留め設置期間中は、常に周辺地盤及び山留めの状態について、点検及び計測する。
異常を発見した場合は、直ちに適切な措置を講じ、監督職員に報告する。
3.3.3 山留めの撤去
山留めの撤去は、撤去しても安全であることを確認した後、慎重に行う。
また、地盤の変形を防止する適切な措置を講ずるための鋼矢板等の抜き跡の処理は、特記による。
特記がなければ、直ちに砂で充填する等の処理を行う。
なお、山留め壁等を存置する場合は、特記による。
このページは、国土交通省のWebサイトで公開されている 国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)平成31年版 をWebページ化したものです。
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